【#031健康の格言】きつい服や下着は、ゆがみのもと

3つある『健康』の定義を知ろう

きつい服や下着が身体をゆがませる理由
骨盤・血流・自律神経から考える身体への影響

整体院 温々堂の迫田です。
臨床の現場で身体を診ていると、首・肩こりや腰痛、自律神経の乱れを訴える方に、共通した生活習慣が見られることがあります。
それが、体を強く締めつける服や下着の常用です。

一見、姿勢や筋力とは関係なさそうに思える「服装」ですが、実は身体の構造と機能に大きな影響を与えています。

体を締めつけることで起こる構造的問題

人間の身体は、
骨盤・背骨・肋骨が立体的に連動して動く構造になっています。

ところが、ガードルや補正下着、細身のジーンズなどによって体幹部を締めつけると、

  • 骨盤の前後・左右の微細な動き
  • 肋骨の広がり(呼吸運動)
  • 背骨のしなやかな可動性

が制限されます。

これにより、関節は動かない状態で固定され、筋肉が常に緊張したままになります。
この状態が続くことが、いわゆる「身体のゆがみ」を生む土台になります。

血流低下と内臓機能への影響

身体を締めつける最大の問題は、血流の低下です。

血管やリンパ管は柔らかい組織で構成されているため、外からの圧迫に非常に弱い構造をしています。
特に骨盤周囲や腹部は、

  • 下半身へ向かう血流
  • 内臓を支える循環

の要所です。

ここが圧迫されると、

  • 冷え
  • むくみ
  • 疲労感
  • 内臓機能の低下

が起こりやすくなります。

さらに、血流低下は筋肉の酸欠状態を引き起こし、
肩こり・腰痛・重だるさとして症状が現れます。

自律神経との関係

腹部・骨盤周囲には、自律神経(特に副交感神経)の重要な分布があります。
締めつけが強い状態が続くと、

  • 呼吸が浅くなる
  • 横隔膜の動きが制限される
  • 常に交感神経優位になる

といった変化が起こります。

その結果、

  • 寝ても疲れが取れない
  • イライラしやすい
  • 不安感が強くなる

など、自律神経症状が表面化することも少なくありません。

臨床でよく見るケース

実際の臨床では、

  • 骨盤周囲の圧迫を解除するだけで腰痛が軽減する
  • ガードルの使用を控えただけで呼吸が深くなる
  • 下着のサイズ調整で冷えやむくみが改善する

といった変化を頻繁に確認しています。

これは「筋力」や「運動」の問題ではなく、
身体が本来動ける環境に戻った結果といえます。

健康のために見直すべきポイント

身体を整えるために大切なのは、
「見た目を補正すること」ではなく、動きを妨げないことです。

  • 長時間締めつけを感じる服は避ける
  • サイズは「楽に動ける」を基準に選ぶ
  • 自宅ではできるだけ締めつけを外す

これだけでも、身体の反応は大きく変わります。

まとめ

  • きつい服や下着は骨盤・背骨の動きを制限する
  • 血流低下が痛みや不調の原因になる
  • 自律神経の乱れにも影響する
  • 身体は「細さ」より「動きやすさ」を求めている
  • 服装の見直しは重要なセルフケアのひとつ

身体の不調は、特別なことをしなくても改善できる場合があります。
まずは、日常で無意識に続けている習慣を見直してみてください。
身体は、整えてあげれば必ず応えてくれます。

 

Youtubeで動画も見られます

https://youtu.be/xUi8g51GPzQ

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