【健康の格言 #005】モノをつかむ時は、小指を意識しましょう

✋ モノをつかむ時、小指を意識してみましょう

皆さんは、モノを握る時にどの指を意識していますか？
多くの人は、親指や人差し指、中指に力を入れているはずです。
しかし実は──
握る力の決め手は「小指」なんです。

小指は、指の中でも一番力が弱いと言われています。
そのため、つい意識から外しがちな指です。

ところが実際には、
小指がしっかり働くことで、手全体の力が安定して入るようになります。

試しに、小指を立てた状態で
バット・車のハンドル・ペン・包丁・荷物の取っ手などを握ってみてください。
驚くほど力が入りません。

モノを握る時は、

👉 小指から先に動かすイメージ
👉 直接使わなくても、薬指にそっと添えるだけ

これだけで、
手全体に力が伝わりやすくなり、
重たいものもラクに持てるようになります。

スポーツや楽器の世界では、
小指の役割は非常に重要視されています。
ある世界では、力を失わせるために
「小指を切り落とす」という話が残っているほど、
小指は重要な指です。

📌 ポイントは小指に意識を向けること。
買い物袋を持つとき、
ペンで文字を書くとき、
ハンドルを握るとき、
ぜひ一度、小指を添えてみてください。

驚くほど安定して、
手の疲れも変わってきます。

手の使い方が変わると、身体の使い方も変わります。
今日から、ちょっと小指を意識してみませんか？

■余談：小指の“深い意味”

ある世界では、
小指は「無用のもの」として切り落とす文化がありました。

でも、実は小指を失うと、握力が一気に落ち、武器も道具も扱いづらくなるんです。
つまり、小指は“要らない指”どころか、力を伝える最重要パーツなんですよね。

体って奥深いですね。