【第1回】ガンコな腰痛の原因、それは「おなかのコリ」です!

おなかのこり講座『腰痛編』
  • 腰痛で仕事や受験勉強に集中できない
  • 整体でバキバキと、骨盤調整してもなかなか良くならない
  • 腰の張りが強くて、叩いてもマッサージしてもすぐに痛みが出る
  • 腰だけでなく首や背中の張りもある
  • 腰痛もあるが脚の長さが左右違う気がする

なかなか腰痛が改善しない方は、こんな症状で悩んでいるのではないでしょうか?

腰の張りが強いからといって、張りを感じるそこだけをいくらもんでもなにも変わりません。

腸腰筋(ちょうようきん)という筋肉をゆるめないと、がんこな腰痛は変わっていかないんですね。

腸腰筋ってどの筋肉?

腸腰筋の場所

腸腰筋というのは・・・

腸骨筋(赤:ちょうこつきん)と大腰筋(緑:だいようきん)そして小腰筋(紫:しょうようきん)の3つを総称して呼んだもの。

腸腰筋=腸骨筋+大腰筋+小腰筋というわけです。

見ておわかりのように、この筋肉はおなかの深いところにあります。

おなかと背骨から出て、下腹部のあたりぐらいにある、腰痛の解消にとっても大事な筋肉なんです。

腸腰筋がこるとどうなるのか・・・

腸腰筋の近くには腎臓もあります。

だから腎臓の調子が悪くなって腰痛を引き起こす場合もあれば、腸腰筋のコリで足の冷えやむくみをひきおこしたりもします。

いちばんの問題はここが短くなると、骨盤が後ろに倒れてしまいそれが原因で腰痛がおきるんです。

骨盤の名称

骨盤は大きく、3つの骨からできています。

2つの腸骨(ちょうこつ)もしくは寛骨(かんこつ)と、1つの仙骨(せんこつ)からできています。

  1. 腸骨(寛骨)
  2. 仙骨
  3. 恥骨

妊娠すると③の恥骨が開いて、出産後うまく閉じていかず、恥骨痛で来院する方も多く、ここの高さが違う(ようするに左右の恥骨がずれている)と膝痛にも関係します。

 

そして、①と②の合わさる場所が仙腸関節(せんちょうかんせつ)

ここの名前はAKA博田法(AKA療法)で有名になりました。

まとめ

●おなかのコリ=腸腰筋のコリ

●がんこな腰痛は腸腰筋をゆるめてから骨盤調整をするのがポイント

 

腸腰筋をゆるめてもらって、腎臓なども関係してないか、骨盤と内臓の両方を調整して腰痛を楽にしていきましょうね!

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