【#030健康の格言】3つある「健康」の定義を知ろう

『健康の格言』Vol.030

3つある「健康」の定義を知ろう —— あなたはどこを目指しますか？

整体院で患者さんと向き合っていると、
多くの方が「健康」を 1つの状態として捉えていることに気づきます。

しかし、医療・理学療法・健康科学の世界では、
健康には明確に 段階（レベル） が存在します。

結論から言うと、
“病気ではない＝健康”ではありません。
むしろ、それは健康の入り口にすぎません。

■ 健康には3つのレベルがある

医学・健康科学の視点で整理すると、健康は次の3段階に分けられます。

■ 多くの人が止まってしまう落とし穴

整体院でよく耳にする声があります。

• 「痛くなくなったからもう大丈夫」
  
• 「症状が良くなったら通う必要ないですよね」
  
• 「病院で異常なしと言われたから心配ない」
  

こうした考え方は、
“ヘルス段階で止まってしまう典型例” です。

痛みが消えた＝健康になった
これは大きな誤解です。

症状が消えたのは、身体の警報（痛み）が一時的に静まっただけで、
原因が改善したとは限りません。

むしろ、
本当の改善はここから始まります。

■ “オプティマルヘルス”を目指す価値

オプティマルヘルスの状態は、数字では計れませんが
明確な体感として存在します。

🔹 当院の患者さんがよく語る変化

• 朝スムーズに起きられる
  
• 仕事の集中力が維持できる
  
• 疲れにくい
  
• 心が軽くなる
  
• 前向きに行動できる
  

これらは
血流改善・呼吸の改善・自律神経の安定
によって達成される身体の変化です。

整体で症状が良くなってから、
その先の“理想の状態”へ向かうサポートをすることが当院の役割です。

■ では今日から何を始めるべきか？

難しいことは必要ありません。
まずは 身体の循環を止めない生活 から。

今日からできる行動

• 30～60分に1回、姿勢を変える
  
• 深い呼吸を意識する
  
• 首・手首・足首を温める
  
• 寝る前5分、スマホを見ない
  
• 朝一杯の白湯
  

小さな習慣の積み重ねが、
未来の健康を大きく変えます。

■ まとめ

• 健康には ヘルス／ウェルネス／オプティマルヘルス の3段階がある
  
• 病気でない＝健康 ではない
  
• 最高の健康は、生活を楽しめるエネルギーに満ちた状態
  
• 今日の小さな行動が未来の健康をつくる
  

あなたは、どの段階を目指しますか？

身体は必ず良い方向へ変わります。