【#027 健康の格言】人生は“笑いのほうが多い”

人生は笑いの方が多い

人生は笑いのほうが多い”——身体の治癒力と笑いの関係

整体院 温々堂の迫田です。
今日は、身体の治癒力と密接に関わる「笑い」について、
臨床経験と自律神経の視点から専門的に解説します。

「笑い」は医学的に強力な治療要素

整体院では、慢性痛・自律神経失調症・不定愁訴の患者さんと向き合う中で、
身体の回復と笑いが非常に強く関連している場面を何度も見てきました。

笑うことによって起こる主な生体反応:

身体反応

内容

副交感神経が優位になる

体が緩み、痛みが減る

脳内ホルモンの分泌

セロトニン・エンドルフィンが増加

呼吸・血流改善

酸素供給が増え身体の緊張が解ける

筋緊張の緩和

肩・背中・首の過緊張がゆるむ

免疫力向上

NK細胞活性が上昇するという研究データも

つまり笑いは単なる精神論ではなく
神経・循環・免疫のすべてに影響する治療効果のある反応 といえます。

「苦しい記憶」が強く残る理由

人間の脳は、防御本能として
ネガティブな記憶を優先して記憶する構造を持っています。

そのため、

  • 楽しい時間 早く過ぎ去る感覚
  • 苦しい時間 長く強く残る

という特徴があります。
結果として、
「人生は苦しいことが多い」と錯覚しやすくなる。

しかし改めて人生を数式で表すと——

『人生=100

「ははは」の50音表記で8番目 8 × 8 = 64
「シクシク」の4番目 4 × 9 = 36

計算上、どうやっても
笑いのほうが多い(6436

これはメンタルの話ではなく、
脳科学と認知心理学の観点からも合理的な解釈です。

笑いは痛みと自律神経の改善スイッチ

整体院で、施術中に患者さんの表情がふっと緩む瞬間があります。
深呼吸が入ると、筋肉の硬さが一気に変わり、
押している手に「緩む感触」が伝わります。

これは、

  • 交感神経 副交感神経への切り替え
  • 血管の拡張
  • 過緊張の解除

が起こった瞬間です。

痛みは筋肉の酸欠反応である場合が多い

酸素が不足すると脳は痛みの信号を出します。
笑いによって呼吸が改善し、血流が増えれば、
痛みは自然と軽減する仕組みです。

今日の実践ポイント

笑えない日があっても構いません。
しかし、体は次のような小さな変化でも反応します。

【今日の課題】

  • 口角を1ミリ上げる
  • 息を1回だけ大きく吸う
  • 胸を開く姿勢を10秒だけ作る

それだけで、脳は
「良い変化が起きている」と錯覚してくれます。

治癒はそこから始まります。

まとめ

まとめ

笑いは自律神経・血流・免疫を整える医学的効果がある

苦しい記憶が強く残るだけで、人生は笑いの方が多い

身体は小さな変化に強く反応する

口角1ミリで自律神経が変わる

身体は必ず良くなろうとしている

🪷 最後に

もし今つらい状態でも、
焦らなくて大丈夫です。

人生は笑いが勝つ設計になっています。

今日ひとつ、口角を上げてみてください。
それが身体を整える最初のスイッチです。

Youtubeで動画も見られます
https://youtu.be/yevLLuq7bCQ

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