🩺 『健康の格言』Vol.013
頭痛・吐き気・めまい。ひどい症状を伴うとき、まずは病院で診察を!
こんにちは。整体おんおんどうの迫田です。
「頭痛が続く」「めまいがする」「ときどき吐き気もある」
そんなとき、多くの方がまず思うのは「首こり」「肩こり」などの筋肉の問題です。
しかし実際には、重篤な疾患の初期症状として現れている可能性もあります。
だからこそ、まず最初に受けるべきは病院での診察です。
◆ なぜ病院での診察が必要なのか
頭痛やめまい、吐き気といった症状は、
以下のような疾患と関係するケースがあります。
-
脳血管障害(脳出血・脳梗塞・くも膜下出血)
-
貧血や血圧異常
-
自律神経失調症
-
内耳障害(メニエール病など)
-
ホルモンバランスの変動
これらは、整体では「診断」も「除外」もできません。
ですから、まず医療機関での安全確認が最優先です。
命に関わる疾患が否定された上で、
「異常なし」「原因不明」と言われた場合に初めて、
整体のアプローチが有効になります。
◆ 「異常なし」と言われても症状が残る理由
検査で異常がないのに症状が続く場合、
**機能的な問題(Functional Disorder)**が関係している可能性があります。
具体的には、
-
頭頚部〜肩甲帯の筋緊張
-
呼吸筋・胸郭の硬さ
-
胸鎖乳突筋や後頭下筋群の過緊張
-
自律神経の交感神経優位状態
-
胸椎・肋椎関節の可動制限
これらが重なると、
脳への血流・酸素供給・静脈還流が滞り、
頭痛・めまい・倦怠感・吐き気などの症状として現れます。
医学的異常はなくても、生理学的なアンバランスが起こっているのです。
◆ 整体でできるサポート
温々堂では、次の3つの観点からアプローチします。
1️⃣ 体軸(姿勢)調整
骨盤・胸郭・頭頚部のアライメントを整え、重力線上に身体を戻します。
→ 筋緊張が均等化し、血流・呼吸が改善。
2️⃣ 自律神経バランスの安定化
腹部・横隔膜・仙骨部へのアプローチで、迷走神経を整えます。
→ 呼吸リズムと副交感神経反応が回復。
3️⃣ 内臓連動の調整
内臓下垂や腹圧の乱れを改善し、内臓−体性反射の過緊張を解除します。
→ 背部・腰部の張りが軽減し、深部筋の動きがスムーズに。
これらを通じて、脳・自律神経・筋骨格系の連携回路を回復させていきます。
◆ 医療と整体の正しい連携
整体は「治療の代替」ではなく、「治療の補完」です。
医療で異常がないと確認されたあとに、
“身体の働き”を取り戻す領域として非常に有効です。
温々堂では、安全性・根拠・経験を重視した施術を行っています。
「異常なし。でもつらい」そんな方こそ、一度ご相談ください。
◆ まとめ
-
頭痛・めまい・吐き気は、まず病院で診察を。
-
異常なしの不調は、身体機能のアンバランスが原因のことも。
-
姿勢・呼吸・自律神経の調整で、根本改善をめざす。
🏠 鹿児島市小野町 温々堂(おんおんどう)
理学療法士36年・施術実績20万人以上。
「お腹の整体」「体軸調整」で、
呼吸と神経から整える整体を行っています。
★Youtubeで動画も見られます
https://youtu.be/Iwbr8D_1iSk
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