🩺 眼精疲労を解消するなら“両耳を外側に引っ張る”ストレッチが効果的
現代人に急増している症状のひとつが 眼精疲労(がんせいひろう)。
パソコン・スマホ・オンライン会議・テレビなど、
一日を通して目を酷使する時間は年々増加し続けています。
その結果、
- 目の奥の痛み
- 頭痛・偏頭痛
- 目のかすみ・充血
- 肩こり・首こり
- 集中力の低下
- 睡眠の質の低下
こうした症状を訴える患者さんが非常に多くなっています。
整体院で身体を診ていると、
症状の多くは 目そのものより「目周囲の緊張と血流不足」 が原因であることがほとんどです。
そこで今回は、
自分で簡単にでき、即効性の高いセルフケアとして
👂 “両耳を外側に引っ張るストレッチ”
を紹介します。
🔍 なぜ耳が眼精疲労に効くのか?
耳の周囲には、
顔・側頭部・顎・首へつながる筋肉が集まっています。
特に、
- 側頭筋
- 咬筋(こうきん)
- 舌骨上筋群
- 眼輪筋
- 乳様突起付近の筋群
これらが 耳の穴の周囲と強く連動 しています。
目が疲れているときは、
目の周囲だけでなく 耳周り・側頭部・顎の筋肉が強い緊張状態 にあります。
そのため耳をゆるめることで、
顔全体の筋緊張がふわっと緩み、血流が改善し、
結果として 目の疲れが軽くなる というわけです。
🧘 副交感神経が働き、深いリラックスへ
耳には、自律神経に関係する分布が多く、
耳をやさしく引く刺激は 副交感神経の働きを高める効果 があると言われています。
つまり耳を引っ張ることで、
- 呼吸が深くなる
- 緊張が取れる
- 血流が改善する
- 入眠がスムーズになる
という 身体のリラックス反応 が生まれます。
🧠 やり方(30秒でOK)
|
ステップ |
内容 |
|
① |
親指・人差し指・中指で耳を軽くつまむ |
|
② |
外側へ向かって30秒 やさしく引っ張る |
|
③ |
そのまま 後ろ方向へストレッチ |
強く引っ張る必要はありません。
痛気持ちいい程度、呼吸はゆっくり。
👑 特におすすめのタイミング
- パソコン作業の合間
- 目がしんどいと感じた時
- 寝る前・布団の中
布団に入って耳を軽く触れているだけでも
副交感神経が働き、スッと眠れるようになります。
🌿 期待できる効果
- 眼精疲労の緩和
- 偏頭痛改善
- 顎や側頭部の緊張緩和
- 首や肩のこり改善
- 睡眠の質の向上
- 集中力回復
毎日30秒の習慣が、
あなたの目と頭と心の余裕を取り戻してくれます。
🪷 まとめ
- 目の疲れには、目より耳が効果的
- 耳と顔の筋肉は密接に連動している
- 耳のストレッチで血流改善&副交感神経優位へ
- 30秒でできる即効セルフケア
- パソコン作業の合間・寝る前が最適
今日の夜、さっそく試してみてください。
身体は、少しの工夫で必ず良い方向に変わります。
整体おんおんどう365日健康講座「健康の格言」について詳しくはこちら
この記事に関する関連記事
- 【#019健康の格言】偏頭痛解消には”肩甲骨ぐるぐる”を
- 【健康の格言 #017】風邪を引いたら“無理に食べない
- 【健康の格言 #016】エネルギー状態のよい寝かた
- 【健康の格言 #015】免疫を鍛えるためにも『風邪』をひくのは大事
- 【健康の格言 #014】それ食べるの、1割だけガマンしませんか?
- 【健康の格言 #014】それ食べるの、1割だけガマンしませんか?
- 【健康の格言 #013】頭痛・吐き気・めまい。ひどい症状を伴うとき、まずは病院で診察を!
- 【健康の格言 #012】風邪は首からやってくる
- 【健康の格言 #011】消化吸収には時間がかかる
- 【#010健康の格言】#010百円カイロの上手な使い方
- 【健康の格言 #009】体軸を常に意識しよう(その2)
- 【健康の格言 #008】体軸を常に意識しよう(その1)
- 【健康の格言 #007】たまには自分のからだに「ありがとう」を!
- 【健康の格言 #006】腰痛解消には“カエル脚”で寝転がろう(ものぐさな人向け)
- 【健康の格言 #005】モノをつかむ時は、小指を意識しましょう
- 【健康の格言 #004】歩く時は、おへその横から足をもちあげるイメージで歩こう
- 【健康の格言 #003】背中のはりをとるセルフケア
- 【健康の格言 #002】セルフで骨盤締めてダイエット
- 【健康の格言 #001】「“気をつけ”が正しい姿勢じゃない」
- 温々堂 365日健康講座 「健康の格言」






お電話ありがとうございます、
鹿児島の整体おんおんどうでございます。