疲れ目を放っておくと首の骨が歪み、いずれ頭痛を起こしたりします。
天気の変わり目に偏頭痛が良く出る・・・というあなた。
目のひどい疲れを我慢していませんか?
頭痛持ちの方におすすめの、3つの疲れ目解消のケアを紹介します。
このセルフケアをやる前提として、からだに水分が行き渡っていることが大切です。
お水はしっかりとっていますか?1日に1.5〜2リットルのお水がカラダには必要です。
喉が渇かない季節ですが、意識してのんでくださいね。
目の温湿布
パソコンを使わなくて良い仕事、現代では非常に少数です。
『テレビを見るときは画面から3メートル離しましょう』といわれてたのは、いつの時代だったか。パソコン使ってるのって、目の前でテレビ見てると同じことだから目の疲れは半端ないと思います。
空気の乾燥と相まって、目の疲れがいっそう強くなります。蒸しタオルをまぶたの上から5〜6分(理想は10分)温めると目が楽になります。
呼吸も深くなって気持ちも落ち着いてきます。冬こそ目を温めましょうね。
耳殻を強くつまむ
耳の縁の部分(耳殻)をつまむのもおすすめです。
目が疲れるとここが固くなります、ここをまんばんなくつまむと目が楽になるんです。
痛いくらいの強さでつまむのがポイントです。自分でやると痛いので手加減しがち。
(少々乱暴ですが)10円玉2枚で耳殻をはさんで、こりこりもみほぐすくらいの強い力でやるのがよいです。血がにじむくらいで内出血するくらいの強い力です。
これは、モンゴル地方に伝わる白内障の治療法として有名なんだそうです。
過激なセルフケアなので、やりたくない方は次のケアで代用しましょう。
肩甲骨を引き寄せる運動
左右の肩甲骨をぐ〜っと引き寄せて、同時に頭をのけぞらせます。この体操を3〜5回やってください。この体操も簡単に目の疲れをとるケアになります。
格好がペンギンみたいなのでペンギン体操と呼ばれます。
12月をせわしく感じる本当の理由
師走は一年の締めくくりの時期。イブはゆったりと過ごせますが、クリスマスが終わったとたん年末に向けてまた慌ただしい時間がやってくる。
新しい年に向けて年内に終わらせとかなきゃいけない仕事もあれば、大掃除もあったりでせわしい月ですね。
でも、12月がせわしく感じるのは『乾燥』が原因って聞いたらビックリするかも知れません。
冬はただでさえ空気が乾燥していて、エアコンの温風にさらされてさらにからだは乾いていってます。
乾燥してる方が皮膚呼吸が促されて、水分の発散がうまくいくので呼吸は楽になります。
でも問題なのは、空気の乾燥と外気の冷えが重なること・・・
冷えというのは体が乾くことによって起こる現象です。
年齢を重ねるごとに寒さが辛くなってくるのに、子供は寒さの中でも平気で遊び回っていますが、それは体内に水分が多いから。
血液やリンパなども含む体内の水分はからだの隅々にまで流れていなければなりません。
水の流れを作る器官は腎臓や心臓などの循環器。
これらの内臓がしっかり働くためには、筋肉をはじめ呼吸器も健康でなくてはならない。
歳を取ると関節の動かせる範囲も少なく、激しい動きにたいして息切れもしやすくなります。
そういうわけで、歳とともに循環器の働きも弱まり、水分の流れも滞りやすくなるんです。
秋冬はひたすらお水をちびちび飲む
こういう寒くて乾燥しがちな時期におすすめなのが『水を飲むこと』です。
水分補給という意味でなくて生水を飲むことです。
お茶でもなくただのお・み・ずです^^
寒いときこそ温かいコーヒーやお茶を勧められそうですが、生水を飲むことを強く勧めます。
味噌汁やスープで、塩分と同時に水分もとっていそうですが、これとは別で生水を飲みましょう!
水をとっていると、粘膜の乾きも抑えられるので目の疲れが少なくなります。
ふだん生水を飲む習慣のない方は、トイレに行く回数が増えるかも知れません。
それでも飲み続けることで3〜7日ほどで、オシッコの回数が減り1回の量が増えていきます。
夜中のトイレがイヤだからと、夜にお水を飲むこと、控えてる方が多いですが数日だけ頑張ってお水を飲んでいきましょう。
水分を必要とする場所は粘膜
乾燥は粘膜へ影響の与え方が大きいので、鼻づまりしやすくなります。
鼻水が出やすくなるのは、乾燥した鼻の粘膜へ水分を補給する役目があるので、実は正常なからだの反応です。
目の粘膜が乾くと目の疲れがとれにくくなります。
眠っても目の疲れが残っているので、寝起きが悪く常に目がしょぼしょぼしています。
冷たい空気にさらされると涙が出るのは、目の粘膜を保護しようとする、こちらもからだの正常な働きです。
目が乾燥してくると呼吸が浅く、速くなります。疲れ目のひどい方はみぞおちが硬い傾向にあるんです。
目と関係のある椎骨が胸椎の1〜3番。この骨の指1本外側が気管支・肺を調整する場所で、ゆび3本外側は目の調整に使う場所。
つまり、目と呼吸器の調整場所が同じということなので、目が乾燥することによって眠りも浅くなるんですね。
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