3月におこるからだの変化
立春あたりから後頭骨⇒肩甲骨⇒骨盤の順番で、冬の間閉じていたからだが開きはじめます。そうして3月には春のからだになっていきます。
からだが開くって事がイメージしにくい場合は、ひとの後ろ姿をじ〜っとながめて、お尻をみてみたらわかりやすいかもです。
骨盤が開く=お尻が大きく見える
というわけ。だからおなかに赤ちゃんがいる妊婦さんの骨盤は開いているんですね。
男の人も骨盤が開きすぎるとズボンをはいているのをきつく感じたりします。
歳を取ると骨盤の動きも少なくなるので、若者のような春特有の変化もあんまり見られなくなりますが、骨盤が開くと下にさがるので、歳のいった方のお尻は垂れ下がって見えます。
開く意味というのは、からだがゆるんで休まる状態のこと。
でも、思春期のひとの骨盤は特殊な動きをしていって、骨盤は開くのに骨盤が上がっていく・・・
春になるとなんとなくそわそわしたり、うきうきするのも骨盤が上がって、氣も上がるから。
性のエネルギーも高まるわけ。
ただし、途中で体の歪みなどがあると感情の変化が激しくなり、うきうきするのに突然、泣きたくなったりと波が大きくなっちゃうんです。
性のエネルギーは仙骨の2番から始まり、ここが緊張したりで腰椎⇒胸椎⇒頸椎も緊張させる。
それで後頭部にも伝わり、間脳や大脳の辺縁系(欲や感情の中枢)を刺激するんです。
余談ですが、骨盤と後頭骨は深く関係していて、おたふくかぜ(耳下腺炎)を予防接種で抑えてたり、おたふく風邪の最中に足首を冷やしたり・痛めたり、雑に扱うと後頭部がうまく発達しないと言われてます。
花粉症の意味
春になるとアレルギー性鼻炎、花粉症に悩む人が増えてきます。
匂いがわからなくなるのは、卵巣や精巣の機能異常が原因だったりしますが、匂いと生殖器って深い関係があります。
春になって鼻が過敏になるのは、性の目覚めが関係。
(たとえは悪いですが(^_^;)猫の発情期に雄猫が集まってくるのは、雌猫の匂いつまりフェロモンを感じるから。
だから、鼻の異常を春に解消しようとする働きはそのひとの生殖器は正常と言うこと。
鼻水が出たり、くしゃみが出たり、目がしょぼしょぼしたり・・・
正常に鼻が機能してる証拠ではあるのですが、そうも言ってられない背景がありますよね。
首を調整して、鼻隔(びかく)を整えてもらうのが先決です。
高タンパクの食事も原因ですので肝臓の調整も必要です。
来年以降花粉症で悩まないように、この時期まで限定のからだの水の貯蓄タンクを満タンにしておく目的の・・・
水をしっかり飲んでおくことも付け加えておきます。
※春までに、からだの乾燥を防いでおくと1年を通じて体調の改善につながるため
対症療法的ですがこちらのケアもやってみてください。
セルフケア
上腕の外側を押さえて、指を引っ張ります。
場所は、肩と肘の中間で、押さえると中指、薬指そして小指がぴりぴりするその場所。ここを押さえたまんま、三本の指を順番に引っ張ってもらうだけです。
押さえる場所が確実なら、すぐに鼻の通りが良くなるので実感できますよ。腱鞘炎などにも応用できるので、症状のある方はやってみてください。
カラダの開きに関わる頭蓋骨、そして頸椎、肝臓はもちろん内臓の働きに関係する仙骨・恥骨も整えていくと万全です。
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