【#019健康の格言】偏頭痛解消には”肩甲骨ぐるぐる”を

【#019健康の格言】偏頭痛解消には”肩甲骨ぐるぐる”を。

🩺 偏頭痛解消には肩甲骨ぐるぐるが有効——理学療法士が解説

整体院で多くの方から相談される症状のひとつが 偏頭痛(へんずつう) です。
「こめかみがズキズキする」「頭が重い」「視界がかすむ」「薬が手放せない」
そんな悩みが増えています。

しかしその多くは、頭だけの問題ではなく、
首・肩・肩甲骨まわりの緊張と血流不足が原因で起こっています。

今回は、偏頭痛の改善に非常に効果の高い
肩甲骨ぐるぐるストレッチについて解説します。

🧠 偏頭痛はなぜ起こる?

長時間のパソコン作業やスマホ姿勢では、
頭が前に突き出た姿勢(ストレートネック)が続きます。

その結果、

  • 肩甲挙筋(肩甲骨と首をつなぐ筋肉)
  • 菱形筋(肩甲骨の内側と胸椎を結ぶ筋肉)
  • 僧帽筋上部(首のつけ根~肩のコリの代表)

といった筋肉が硬くなり、
首の血管や神経が圧迫されてしまいます。

血流が悪くなると
脳へ酸素が十分に届かず、頭痛が起こりやすくなります。

つまり、偏頭痛は 脳の酸欠状態であることが多いのです。

💡 では、どう改善するべきか?

頭だけを揉んだり、こめかみを押しても
根本原因である血流は改善しません。

大切なのは、
肩甲骨を動かして首と背中の筋肉をゆるめること。

肩甲骨は上半身の動きの中心であり、
ここが動くことで血流改善のスイッチが入ります。

🧘 即効ストレッチ:肩甲骨ぐるぐる

【やり方】

両手のひらで首の両側をそっと触れる
肘を大きく、なめらかに回す
(肩甲骨を背中でスライドさせるイメージ)
前回し・後ろ回し、どちらもOK
30秒ゆっくり続ける

強く力む必要はありません。
呼吸は止めずに、ゆったり行いましょう。

🌿 期待できる効果

効果

内容

偏頭痛の軽減

脳への酸素供給が改善

首肩こり改善

肩甲挙筋・菱形筋の緩和

呼吸改善

胸郭が開き深い呼吸が可能になる

自律神経安定

副交感神経が働きリラックス

集中力・作業効率UP

頭の回転が戻る

特におすすめなのは、

  • パソコン作業の合間
  • 頭が重いと感じた瞬間
  • 仕事・勉強の休憩中
  • 寝る前のリセット

たった30秒で違いが出ます。

🔍 偏頭痛を予防する生活のポイント

  • 3040分に一度、肩甲骨を動かす
  • 目線を下げすぎない
  • 深い呼吸を意識する
  • 冷えとストレスに注意

偏頭痛は薬で押さえ込むより、
血流と自律神経を整えることが根本改善につながります。

🪷 まとめ

  • 偏頭痛の原因の多くは 首肩の血流低下
  • 肩甲骨を動かすと血流改善と呼吸改善が起きる
  • 30秒の肩甲骨ぐるぐるで偏頭痛が軽減
  • 習慣化が一番の予防になる

薬の前に、まず身体を動かす。
小さな習慣が、大きな変化につながります。

今日の休憩時間、ぜひ試してみてください。

Youtubeで動画も見られます(9を配信)

https://youtu.be/p9ChYTa5MmU

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