【健康の格言 #014】それ食べるの、1割だけガマンしませんか?

食べるの1割だけ我慢

🍀 温々堂365日メール健康講座


◆ 食べすぎ・飲みすぎの裏には「脳のストレス」

健康のために甘いものやアルコールを控えようと思っても、なかなか続かない――。
それは、意志が弱いからではありません。

私たちの脳は「禁止」に強いストレス反応を示すようにできています。
「食べちゃダメ」と思うほど、脳の“報酬系”が刺激され、
余計に欲しくなってしまう。これがリバウンドの正体です。


◆ 1割だけガマンの神経科学的メリット

いきなり「やめる」のではなく、“1割だけ減らす” という方法が、
脳にも体にも無理がありません。

・ケーキを少し小さく切る
・晩酌の量を少し薄める
・夜の間食を週に1回減らす

この“小さな調整”で、脳の快楽物質ドーパミンの乱高下が抑えられ、
自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスが保たれやすくなります。
その結果、食欲・血糖・睡眠のリズム が整っていくのです。


◆ 「罪悪感」ではなく「感謝」で食べる

食事中に「太る」「体に悪い」と思いながら食べると、
その不安感が交感神経を刺激し、胃腸の働きを低下させてしまいます。
つまり、同じ食べ物でも“気持ち”で吸収効率が変わるのです。

逆に、
「おいしいな」「ありがたいな」と感じながら食べると、
副交感神経が優位になり、消化液の分泌が促されます。
この状態こそが“体にやさしい食べ方”です。


◆ 続けることで変わるカラダ

「1割ガマン」は小さな習慣ですが、
積み重ねるほど代謝・血糖・内臓機能のバランスが安定していきます。

続けていくうちに――
・朝のだるさが減る
・甘いものへの渇望が落ち着く
・体の“軽さ”が戻る

そんな変化が自然に起こっていきます。


◆ まとめ

  • 脳は「禁止」にストレスを感じる

  • 無理せず“1割だけ減らす”が最も続く

  • 「感謝して食べる」ことで自律神経が整う

  • 小さな習慣が、体の大きな変化を生む

健康は、「やめること」より「上手に続けること」。
今日から1割だけ、やさしくガマンしてみませんか?

Youtubeで動画も見られます

https://youtu.be/a17-JD7Gn1w

#健康の格言 #おんおんどう #整体 #鹿児島 #自律神経 #健康ブログ #食事習慣 #食と健康 #ストレスケア #体にやさしい生活

鹿児島の整体おんおんどう