寝てもとれない疲れを解消する3つの方法【5月のケア】
5月になると気温も上がり汗ばむ日も多くなっていきます。
2本足で歩くのも人の特徴なら、汗をかくことも人間の特徴です。
は虫類のように、気候に体温が影響され冬眠をすることもありません。
温かくなると皮膚が開き、汗を出すことで体温を一定にたもちます。
汗を出す目的は『体温を一定に保つ』以外に、余計な塩分の排泄という役目もあります。
汗の意味
汗を出すことは重要ですが、単に運動すれば良い・・・というわけでもありません。
極端にある部位だけを使いすぎるスポーツは、からだを歪めるし、偏った使い方をされた筋肉は疲労物質と古くなった”塩分”がとどまりやすくなります。
本来はその使いすぎた部分で、汗をかくことによってからだがゆるむ働きをもつべきなのですが、その場所こそ汗を最もかきにくい場所になってしまうんですね。
食品添加物や無農薬にこだわりすぎるより、食べ過ぎに注意
体の疲れを強く感じるときに、かく汗はべたべたしてる・・・そんなふうに感じたことはありませんか?
体の中の悪いモノたとえば、疲労物質だったり、老廃物だったりを外に出そうとする働きなので、きつい匂いがしたり、汗も黄色い色をしてたりします。
お酒もタバコもやらず、菜食主義の方の汗はとってもさらさらしているのですが、食品添加物やニコチン、カフェインの毒性よりも、体にとっては、食べ過ぎの方が問題になるって知っておいてください。
巷に氾濫してる毒性のある物、しょうしょう取り入れられたほうが、体は丈夫って事も事実なんですよ^^
添加物や農薬などの化学物質が肝臓を壊すといいますが、それ以上に栄養過剰の方が大問題って事です。
1食抜いたりのプチ断食をするだけでも、からだのキレが変わります。
汗を出しやすくする3つのセルフケア
胸椎の5番目に捻れがあると汗が出にくくなり、ゆるんでいると汗が出すぎてしまいます。
必要な塩分まで排泄してしまうので、体が締まらなくなるんです。
この5番をコントロールしているのが延髄で、後頭部の真ん中にあります。
延髄と言えば生命の中枢であり、発汗、睡眠、呼吸の中枢としても重要です。
風邪などで熱が出たときは、氷枕でこの後頭部を冷やすのが一般常識になっています。
でも本来は蒸しタオルなどで温めるのが正しいのです。
(汗が出るまで、タオルを替えながら子供で15分、大人で40分程度)
確かに冷やすことで熱は下がるのですが、同時に延髄の機能を麻痺させていることも知っておいてください。
後頭部を冷やすことが将来的に、麻痺性の病気を引き金になっているという説もあるんです。
太ももの裏の筋肉を伸ばすと胸椎の5番がゆるみやすくなり、汗も出やすくなります。
後頭部を温めた後、大またで20分から30分散歩もおすすめです。
そのあとに足の指を良く引っ張っておいてください。汗も出やすくなるのでアトピーをはじめ皮膚病にも良いんです。
アトピーの場合は肝臓の調整と、右足の2番と3番目の指の間を押し広げるように追加でやってくださいね。
汗をかくときの注意点
汗は体内の毒素を排出する働きがありますが、その作用を妨害することつまり、
汗を引っ込ませる=からだを冷やす
と体に悪影響をおよぼします。
特に首の汗を引っ込ませるのがもっとも影響が大きくて、脳に関する病気たとえば、脳出血、脳梗塞、くも膜下出血の原因になってるとさえ言われます。
夏場の冷房で首筋に風が当たらないように、注意するのはもちろんですが、出した汗はかならず拭き取るようにしましょう。
もし、汗を引っ込ませたのが不安だったら、先ほどの蒸しタオルで後頭部を5分ほど温めるようにしましょう。
目覚めた朝に頭がぼんやりするときは、蒸しタオルなどの温湿布も効果あります。
5月のセルフケアの整体的解釈:古傷が痛む5月
五月は『木の芽どき』ともいわれ、むかし痛めたところがまた痛くなったり、古い病気が再発する時期とされてきました。
これは、体に閉じ込めてしまった以上をもう一度再調整するチャンスともとらえることができます。
その場所がまた、汗をかくようになれば昔の以上を調整するための素晴らしい働きともいえます。
この機会を最大限に利用していきましょうね!
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