寒いときはもちろん万能のセルフケアが足湯を8分やること。
足は内臓のかたまり・・・といって良いくらい内臓に関係する場所が集中しています。
というわけで、特定の部位に刺激を加えるようにすると内臓の調整ができるんです。
それぞれの悩み別にそのセルフケアを紹介していきますね!
オシッコが出にくい時(排尿困難)のケア
左脚の内側は排尿と大きく関係するところ・・・
ここに硬結(コリ)があるとオシッコがでにくいとか、むくみやすいとかの症状が出やすいのです。
脚の付け根から膝に向かって数カ所のコリのある部分を軽く内側に押し込んでいきましょう。
1.左脚のつけ根の固いところ(触れると冷たい感じがする)を軽く押し込みます
2.膝にいたる、だいたい8〜9ヶ所くらいの場所を押し込んでいきます
このケアのポイントは左脚だけにやるというところ。
陰と陽の関係で、からだは右と左では役割や目的が違うんです。この場合は左脚だけやっていってくださいね!
コリの場所がわからない場合は・・・
●触ってみて冷たい感じのするところ
●固いところを押してみて、痛気持ちよいところ
を探してやってみてください。
オシッコがなかなか出ないケアにもOKですし、むくみの解消にもおすすめのセルフケアです
むくみに関して
むくみの解消で手っ取り早いのは、汗を誘導して尿を出しやすくすることです。
むくみというのは体表部の毒素や老廃物が汗として出せなかったために、からだの中の水分が薄められている状態。
利尿剤などを病院でもらってきたりするとは思いますが、腎臓をとても疲れさせることになるので避けたい方も多いと思います。
早歩きの散歩とかでも良いからとりあえずは、汗をかけるようにするのが良いですが(サウナはおすすめしません)手っ取り早いのは体をねじること。
野球が趣味の人はバットを使って素振りをする・・・
テニスのラケットで素振りをするとかゴルフクラブを使って(球は打たず)空振りをするとかでも大丈夫です。
余談ですが、ゴルフは小さなボールを打つことに集中してしまって緊張がとれず、かえってねじれをひどくする場合が多いです。
のどの痛み解消法
からだになにか不調があったらおすすめしているのが足湯です。
『お風呂でからだを温めてるから足湯は不要・・・』と考えがちですが、特定の場所を別に温めるから効果があるんですね^^
足湯以外で喉を調整するのがこのやりかた。足の裏のうちがわの硬結(コリ)を探してみてください。
そこに軽く指の腹を触れてじっ!と待っていてください。
膀胱炎など泌尿器系の調整法
足を冷やすと膀胱炎など泌尿器系の病気が増えて来ます。
くるぶしあたりまでの足湯がおすすめですがこの方法でも解消できます。くるぶしの外側の下の方を押さえておきましょう。
時間や強さはからだの感じが変わってくるまでやってみてください。
最後に
からだの歪みというのは汗をかくことによって解消されます。
夏の暑いときはエアコンで体が冷えていても、外に出れば汗をかく。
しかし冬になると空気は乾燥して気温も下がってきます。乾燥して冷えが重なるとからだの寒さが強調されてしまうんですね。
寒く感じるためにますます汗をかかなくなり(寒さで動きたくもないですし)汗で外に出していた老廃物を、泌尿器が負担する割合が増えていきます。
そうはいっても、腎臓や膀胱というのはそんなにたくさんの水分を捨てることはできません。汗に比べれば体熱の調整という役割も担えません。
寒くなると泌尿器系で悩む人が多くなるわけです。同時に、排出されにくくなった疲労物質である尿酸が、腎臓で再処理されて胃酸になってどんどん増えていきます。
あまり動いていないのにお腹がすいて、食欲に歯止めがきかなくなるのが食欲の秋から冬の間なんですね。
皮膚の乾燥、のどの痛み、鼻づまり、目の疲れ、胃痛、膀胱炎などの症状が出てきたら足湯をしてしっかりおみずを飲んでいきましょう。
そして塩をなめて(食べて)みるようにしましょう。
おまけ:ちょっと特殊な入浴法
正しいお風呂の入り方とは?
お風呂に入るときに1番大切なのが温度と時間です。
健康なからだだと40度〜42度を適温と感じます。
せいぜい44度くらいまでが限度で、それ以上じゃないと気持ちよく感じない方は疲れがひどくたまってからだが鈍くなっている証拠なんですね。
一般的に日本人は長風呂が好きですが、これはからだをゆるめすぎてしまってかえって疲れを残してしまいがちな入り方。
整体でも良いと言われているお風呂の入り方は、40度前後のお湯に30秒〜1分ほどで上がること。
からだも洗う必要はなく、適温だと垢ともかも落ちてしまうそうです。
石けんでからだの脂分を落としすぎるのは老化を早めるということですが・・・
『体を石けんで洗わないのはイヤだ!』
『1分じゃお風呂に入った気にならない!!』
という方がほとんどだと思いますので参考程度に聞いておいて、思い出したら、できるところだけでも試してみてくださいませ。
中毒の時の入浴法
ぬるいお湯に長時間入ることがすすめられていますが、ぬるま湯は過敏な人が長時間入ってリラックスするためだけのものです。
でもうまくつかうと食中毒など、中毒状態の解消にもなります(ぜひ覚えておいてください)
38度くらいのぬるま湯から(10分くらいかけて)42度までどんどんお風呂を熱くしていく
こうやってからだの中から毒を煮出していく方法で、ふぐの中毒にも効果があるそうです(ふぐ毒はさすがに未体験です)
風邪の時の入浴法
温度差を利用するので少し長い時間お風呂に入ることになります。
①ちょうど良いくらいの温度のお湯にしばらくはいります。
②1度浴槽から出て体を拭きます。
③その間に差し湯や、おゆを温め直して2度ほど熱くしてもう一度入ります。
④お湯の熱さに慣れてくる少し前にさっ!と上がります。
子供さんが風邪の時などは特におすすめの入り方なんですね。
この入浴法は風邪以外で、下痢をしたときや頭の疲れが取れないときにも応用できます。
1度浴槽に入ってからだを拭いたあと、以下の部分が赤くならない場所があります。
そこを蒸しタオルで温めるか、軽くこすってやるようにしてください。
下痢の時:左右どちらかの脇腹
頭の過敏:左右どちらかのアキレス腱と首
要するにお風呂というのは温刺激を使ってからだの鈍くなった部分を活発にさせる働きがあると言うことです。
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鹿児島の整体おんおんどうでございます。