12月のクリスマスにはじまり、忘年会が終わったかと思うとお正月は、おせち料理をつまみに一杯・・・
かと思いきや、年が明けると新年会で飲み会続き。
胃腸もですが肝臓も疲れやすくなる時期ですね〜
こんな時期はからだが重だるくなって、階段の上り下りもしんどくなることで肝臓の機能低下を実感できます。
お酒は呑んで”おいしい”と感じてることが大切。
やることがないから惰性で飲むとかでなく、本当に美味しいから飲んでいるのであれば『酒は百薬の長』を実感できてるはずです。
そうはいってもつきあいで飲まなきゃいけないこともあったりで、そういうときにこそ知っていて欲しいケアを紹介します。
二日酔いを解消する3つの方法
ブレスオブファイア
ブレス・オブ・ファイア(火の呼吸)という呼吸法で、
鼻から急速に『フン・フン』と息を思いきり吐き出す呼吸をやります。
30秒から1分くらいやるとアルコールが抜けていきます。
頭の愉氣
脳活点と呼ばれる場所が後頭部にあります。
○で囲んだ左右2ヶ所がその場所(指先の場所ではないです)
この2ヶ所を軽く、自分の親指をあてておいてください。
指圧のように、グイグイ押すのでなく軽く触れておくイメージです。
足湯&水を飲む
飲んだ翌日はお水がうまいものです。アルコールもですがコーヒーやお茶を飲む方も飲んだ量の同量〜2倍のお水をちびちび(一気のみでなく)飲んでください。
通常でも1.5〜2リットルのお水を、冬場は飲むことを勧めています。
足は内臓の急所が集まっているところ・・・(サウナとか湯船に浸かる、全身を温めるのでなく)くるぶしより下の一部分だけを温めることに意味があります。
足湯を8分やってください。
おまけ:二日酔いを予防する方法
お酒を飲んでいる最中に、ちょっとした体操をやっておくと二日酔いや悪酔いをしないですみます。
それはからだをねじること。トイレにしょっちゅう行って体を左右に捻っておいてください。
(背骨に胸椎という骨が12個あるのですが)胸椎の10番あたりを中心にねじるとさらに効果的です。
捻ることはアルコールを抜けやすくします。だからお酌してもらうときは右手で受けたり、左手で受けたりすると良いでしょう。
左手で受けることに抵抗がある場合(接待や上司からついでもらうときなど左は無理っぽい)体を左右に捻ってついでもらうように工夫してみてください。
胸椎10番のだいたいの位置ですが、背中のまんなかあたりの場所になります。わかんない場合はただ左右に捻るだけでOK。
注)この方法を知ると飲み過ぎる傾向になるので、常用しないでくださいね
お酒の種類と酔いの影響
お酒には大きく分けて2種類あり、体へ及ぼす影響に特徴があるんです。
●醸造酒:体への吸収が早い。悪酔いしやすくからだも乾きやすい
●蒸留酒:吸収がおだやかで酔い方もゆっくり
醸造酒はビール,日本酒、ワインなどで比較的アルコール度数の低いもの。
そういうわけでがぶ飲みしやすいぶん、からだの乾きに注意が必要です。
蒸留酒はウイスキー、焼酎など。アルコール度数が高いのでちびちび飲むしかないため、酔いにくいというわけです。
醸造酒は飲むとすぐ体に吸収されますが、蒸留酒はゆっくり吸収されるため急にたくさん飲むと時間差で、いきなり吸収が始まります。
だからいきなりアルコールの吸収が始まって、立てなくなったり腰が立たなくなったりするんです。
ここで注意して欲しいのは『焼酎のお湯割り』や『ウイスキーの水割り』など、たとえ水で割って度数が低くなったものだと醸造酒なみにからだが乾きます。
お酒は割らずにストレートまたは『生(き)』で、お水は別のグラスで飲むようにすると飲み過ぎの予防になりますね。
ただ、お酒の基本はおいしく飲むことなので理屈にとらわれず、適度に飲みたいものですよね。
真夏のビールは1杯目がうまいモノですが、2杯目からあとはどんなお酒でもゆっくり飲むように心がけましょう。
お酒の大切な役割はからだのこわばりがゆるみ、神経が安らぐこと。
だから年齢を重ねるほどお酒は必要になっていきます。それは、風呂やセルフケアだけではとれないコリが増えてくるから。
未成年のアルコール禁止・・・彼らは酒は飲まなくても、ひと晩眠ればこわばりも取れてしまいます。
そう言った意味で納得いくものですね。
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