おなかがこると、ひどい肩こりになるって知ってましたか?
おなかがこると、凝ってるおなかその部位ではなく、反対側の背中や肩のつっぱりが感じられます。
もちろん内臓の不調にも関わるんですが、肩こりはその性質上『肩ばっかりもんでもらう』事の方が多いのではないでしょうか?
というのも、こっている本当の場所つまり、腹部への自覚症状はほとんどないからなんですね。
パソコンやデスクワークが主業務の現在、程度の差はあるにせよ、おなかのこりはほとんどの人にあると思って間違いない。
ではなぜおなかがこるのかというと、それは姿勢の悪さが原因。
座って仕事するとき、骨盤は後方に倒れるは、高さの合わないパソコンとイスで首も下向きになり肩こりも強くなっていきます。
こんな姿勢でさらに、猫背も強くなるという悪循環も生み出されます。
子供を『肩ぐるま』しながらスマホを使えますか?
パソコンやスマートフォンは今の日常では必要不可欠なものですが、悪い姿勢でのスマホ操作は首や肩に負担がかかります。
頭の重さは全体重の10分の1・・・60kgの体重のひとだと約6kgです。
かをお真っ直ぐにした状態だとこの重量を支えるだけで良いのですが、首を曲げた状態をとるとどんどん重くなります。
頭の重量が増えるわけはないので重さは6kgのままですが、倒れようとするあたまを支える力が増えるわけです。
では首の角度によって、肩の筋肉にはどれくらい負担が増すのか・・・こんなデータがあります。
首の角度が増すと、首の骨にかかる負担がどのくらい増える?
・0度ーーー6kg
・15度ーーー12kg(2倍)
・30度ーーー18kg(3倍)
・45度ーーー22kg(4倍)
・60度ーーー27kg(5倍)
数字ではイメージしにくく、ピンと来ないと思います.
竹ざおをまっすぐ(垂直に)持ってるととあんまり重たく感じないけど、傾きが大きくにつれて重たくなりますね!
そんな風にイメージしてみてください。
まだわかりにくいですか?
ちなみに、あなたのお子さんの体重はどれくらいですか?
うちには3人の子供がいてですね、体重はそれぞれ
・長男(小学4年)の体重30キロ
・長女(小学2年)が23kg
・次男(年中)18kgなんですが
いちばん軽い、体重18kgの次男を抱っこしながら仕事なんてできません。
首が30度曲がった悪い姿勢をとると、18キロの重さが首や肩に掛かるという訳なんです
だから、抱っこしても重たいあなたの子供を、首の後ろに乗せたまんま、
スマホをいじったり、PCのディスプレイ見て仕事して、何ともないわけがない!ってことが理解できるはずです。
この猫背のような首を曲げた姿勢が当たり前になると、首が前に固定されて頚椎症や頚椎椎間板ヘルニアもおこしやすくなります。
最初は肩こりだけだったのが、肩が痛くなったり、腕や指先にしびれが来たりと、症状がどんどん進行していく。
猫背の姿勢が長いと”ストレートネック”という状態に、首がなりやすかったりもします。
『ストレートネック』とは、頚椎のカーブが少なくなって、頭が首の骨より前に出てしまうことですが、スマホの普及で増えているそうです。
スマホとパソコンのない生活なんて、現代ではもう考えられません。
姿勢に気をつけて使うだけでも、肩こりが起こりにくくなります。
職場のPCは、猫背にならないまっすぐになる高さに変えていきましょう!
それだけでも肩こり・首こりの緩和になりますよ。
パソコンの位置と、椅子・机があなたの体格にあってるかチェックしてくださいね。
お電話ありがとうございます、
鹿児島の整体おんおんどうでございます。