秋から冬に増えるアトピー性皮膚炎の対処法

汗をかかない季節こそお水をひたすら飲みましょう

お水を飲む女の子

ちゃんと飲んでいるようでカラダに足りていないのがおみず。

たくさん汗をかく夏場はまだしも涼しくなってくる秋から冬は、喉の渇きを感じることがなくなり水を飲むことが少なくなってくるようです。

そんな時期にこそ意識して”おみず”をとってください。

飲む量よりも飲み方も重要です。

1.5Lをいっき飲みするのではなく、100ccほどをちびちび、口にしばらく含んで飲み込む・・・また口に含んで飲み込む・・・

これをくり返すようにしましょう。

無味無臭で味もしないお水ですが、からだにしっかりお水が行き渡ると不思議。

ただの水が甘く感じられて、とろみも出てきます。

そうなったらがぶ飲みしたりしても構いません。むしろ飲み過ぎに注意してください(^_^;

正真正銘のただのお水です。1日に1500ccのお水を整体ではすすめるんですが、

1.5リットルのお水はあくまでも目安。お茶やコーヒーを飲む方とお酒をとる方はこれの2〜3倍飲むようにしてください。

カフェインやアルコールを摂取すると、からだは排泄しようとして多くの水分を排泄するからです。

ビールを飲むとトイレが近くなるから、経験してる方も多いと思います。飲む前よりトイレの回数が増えるのは、悪いモノをからだの外に出すため、水分をたくさん必要とするからなんですよ。

というわけで・・・気がついたら”水をちびちび”やって、しっかり体の乾きを防止してくださいね!

アトピー性皮膚炎は首の歪みから

頚椎1番

人差し指の骨が頸椎1番

アトピーの方の首の骨って右や左にごつごつしています。

要するに歪んでいるわけ^^

アトピー性皮膚炎と首の骨っていっけん関係なさそうですが、深く関係してるんですよ〜

首には7つの骨があります。

アトピーなどアレルギーに関係するのは4番と5番目の骨。

ここを整えていき、肝臓の調整をやってアトピーに対処していきます。

夏より乾燥する時期に多いアトピー

アトピーでかゆい

肌が乾燥すると悪化するのがアトピー性皮膚炎です。

夏に汗をかくことによっても悪化する場合がありますが、圧倒的に秋から冬に増えて来ます。

アトピー性皮膚炎は子供に多い病気で、90年代前半の調査では小学校就学時の検診で8〜19%がアトピー性皮膚炎と診断されたそうです。
注)気候の関係で都道府県によって割合は異なります

アトピー性皮膚炎は低年齢に多い症状で、年齢とともに少なくなる傾向があります。

アトピーの患者の多くは免疫グロブリンE(IGE)というアレルギーに関する抗体を持っていますが、20%ほどの方はこのIGEがないかあっても非常に少ない場合もあります。

基準値は170でこれ以の場合なんらかのアレルギー反応が出ていると診断されるわけですが、アトピー症状が出ているのにIgeの数値は正常という患者さんもいるので、ひとつの目安と考えてください。
(好塩基球や好酸球といった白血球の数値やLDHや100近くのアレルゲン検査の結果から診断されます)

本来Ige抗体は腸に侵入した寄生虫(抗原)を退治するために存在するもの・・・

ところが、寄生虫ではなくダニの死骸や花粉を抗原と勘違いして反応してしまうのがアトピー性皮膚炎です。

余談ですが、医学博士の藤田紘一郎先生は寄生虫をわざとお腹に飼っているそうです。

寄生虫検査のあったわたしの小学生時代はアトピーなんて言葉も有名ではありませんでした。

腸の作用とアトピーの関係がかかれた論文もあったりしますし、整体で寄生虫を発生させるワザもあるのでいろんな関係があるのでしょうね。

Igeを持つアレルギーは,即時反応型アレルギーに分類されます。アトピーと言う言葉は『奇妙な』と言う意味があって、反応や症状の出方が通常のアレルギーとは違う奇妙な皮膚炎だったからアトピー性皮膚炎と呼ばれるようになったんです。

くり返しますがアトピー性皮膚炎は子供に多い症状で、家の中のほこりやダニの死骸などのいわゆるハウスダストが多いと考えられますが、犬や猫などペットが関係している場合や、たくさんの種類がある花粉が原因とされています。

これ以外の原因として

・乾燥

・太陽光による光過敏

・高温による発汗

・体調、ストレス

があり、多くの要因が関係しています。

最も影響するのが皮膚の乾燥です。

皮膚の表面には角質層という薄い膜がありますが、この角質層が体の内部の水分を保ってうるおいを与えています。

そして外の刺激からのバリアとしての働きもあります。

アトピーの患者さんは角質層の中のセラミドと呼ばれる物質が減少し、皮膚のバリア機能が低下しているんですね。

だから空気が乾燥する時期になると、通常の人より水分が多く失われて肌のかさつきが強くなりかゆみを感じます。

かゆいとその部分をかきむしってしまうために、炎症が悪化しその部位に細菌が繁殖してさらに症状が悪化するという悪循環を引き起こします。

夏のアトピーは、汗をかくことで体内の水分が不足してかゆみが増し、高温多湿な環境で細菌が繁殖して炎症が悪化するためです。

アトピーのケアは肌の保湿はもちろん水分補給と肌を清潔保つことが基本になります。

体重が70kgの成人は1日に2リットルの水を摂取し、同量を排泄します。

体重の細胞外液は20%で1日あたりの代謝量は細胞外液の7分の1(つまり約3%)といわれ乳幼児の細胞外液は体重の30%で、代謝量は半分近くです(つまり15%!)乳幼児はこまめに水分補給をしないと、脱水症状はもちろん水不足になりやすいわけです。

子供に多い病気というのも、必要とされる水分が大人に比べて多いからなんですね。

鹿児島の整体おんおんどう