夏バテの解消にはこのヨガ呼吸を!【8月のケア】

夏バテの時こそ質素な食事を!

焼肉

暑さのせいで夏バテを感じてる方も増えてきた8月・・・

呼吸器の疲れと一緒に、腎臓や心臓も一緒に疲れてきます。

胃腸の働きも悪くなるので、食欲も出てきません。

 

夏はバーベキューそして、土用のウナギを食べる機会が増えますが、こってりした食べ物を食べるとどんどん内臓が弱ってきちゃいます。

疲れてるときには栄養のある物を食べる・・・のではなく、実はなにも食べない方が本当は体のためには良いのです。

昔からある、ソーメンやざるそばそしてひややっこ。昔から夏に食べられてきたこう言った食物は夏にはおすすめの食材です。

夏こそ質素で少ない量の食事が良いんですね。

夏バテと呼吸の関係

夏バテは呼吸の疲れからくるものです。

なぜ食べ物と関係するかというと、食べたモノから栄養を吸収するためには呼吸器の働きが大事だからなんです。

夏バテの時ってみんな大きな呼吸をしています。

ただ大きく息は吸うのですが、吐く息は浅くてため息のようです。

このためせっかく吸いこんだ酸素が血液に吸収されるには不十分で、効率が悪い呼吸になってしまっています。

せっかく食べた栄養素が不完全燃焼のまんまでからだに吸収されず、それによって体の疲れもたまっていくわけ。

世界で暑い地方といえばインドです。

インドといえばヨガが思い浮かぶと思いますが、酷暑の中で発達した

細く長く、力強い呼吸法をするためのケア。

夏バテを解消するヨガの呼吸法をやってみてください。

スクハ・プルバグというヨガ呼吸のやり方

スクハ・プルバグという呼吸

スクハ=安楽な

プルバグ=基礎的な

と言う意味があり、片方の鼻から息を吸ったり吐いたりする呼吸法です。

 

このやり方で呼吸してみましょう。

①右の人差し指を眉間に軽くあて、両方の鼻から大きく息を吸う

②親指で右の鼻を塞ぎ(画像参照)左の鼻からゆっくり息を吐く(音がしないように静かに)

③吐き終わったらしずかにゆっくり、左から息を吸い中指で左の鼻を閉じる

④(息苦しくならない程度の時間)息を止めた後親指を離して、右の鼻からゆっくりしずかに息を吐く

⑤そのまま右から息をゆっくり静かに吸って、親指で右の鼻を押さえてしばらく息を止める。同じ要領で中指を離して左の鼻からゆっくり息を吐く

⑥これを3〜5分繰り返す

この呼吸法のポイント

息を吸う、止める、吐くの割合を1:2:2か1:4:2かでやることです。

4秒で吸ったら8から16秒息を止めて、8秒で息を吐くということ。

このリズムが崩れると効果がないようです。

この呼吸法の意味

左の鼻の刺激は血液をアルカリ化し、右の鼻は血液を酸性化するといわれています。

だからその両方を刺激して血液のバランスをとるんですね。

左の鼻は陰の気の通り道。右の鼻は陽の気の通り道なので、陰陽を刺激してエネルギーのバランスを整えるわけです。

左の鼻から息を吸い、右から吐くと頭の働きが良くなり記憶力が高まり

右の鼻から吸って左から吐くと頭がリラックスできる。

これを3分ほどやるわけですが、仕事の時は左で吸って右で吐き、夜には逆をやるとリラックスできて良いわけです。

先ほどの呼吸法がややこしくて、面倒だと感じる方は日常の呼吸で

息を細くゆったり、音をさせずに呼吸するだけでも体の調子は変わってきます。

汗をいっぱいかく夏は塩をなめる

夏は大汗をかくことが多いです。

水分も不足しますが、塩分も不足しがち・・・

気力がわかないと感じてるならそれは体の塩分が足りなくなってる証拠です。

そんなときには意識して塩をなめるようにしましょう。

しょっぱい塩ですが、体の塩分が足りないときには甘く感じるから不思議です。

苦みを感じるときは体の塩分は十分に足りています。

夏の水分補給はみなさんご存じですが、塩の不足も注意してみてくださいね!

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