月経前症候群(PMS)で悩んでいる方へおすすめのケア

PMS(月経前症候群)はその名の通り、生理が始まる3〜7日前に体に不調が出たり、精神的に不安定になる症状のこと。

生理が始まると症状が軽くなっていくのが特徴です。

PMS

こんな症状で悩んでませんか?

 

  • イライラしてすぐに怒りっぽくなる
  • 胸の張りや痛みを感じる
  • とっても眠たくなる。または眠れなくなる(睡眠の障害)
  • 肌が荒れたり吹き出物ができやすい
  • 憂鬱で気分が落ち込みやすく、そわそわしてしまう
  • からだが重だるくなる
  • 下腹部が痛くなったり、張りを感じる
  • 体重が増えてきたり食べ過ぎてしまう
  • 頭痛や腰痛になりやすく、足もむくみが強くなる

このようにPMSは症状も多種多様で、個人差も大きく月経前症候群であることに気付いていない方も多いんです。

エアコンで首筋を冷やしてしまったり、パソコンやスマホで目を使いすぎるのも大きく関係しています。

ホルモンバランスの乱れ・・・とひとことでは片付けられないPMSという症状。

一見ばらばらに見えるたくさんの症状ですが、実はこの関係に注目すると関係性がみえてきます。それは

側頭骨=肩甲骨=骨盤

という関係。生理のあいだは骨盤が開くのですが、開くのが実は骨盤だけでなく、頭蓋骨も開けば肩甲骨も開いていく・・・

眼の使いすぎや仕事での特定のカラダの使い方をしているため、体の歪みその他が原因で

側頭骨が開き、肩甲骨も広がり、骨盤が開くという連動性がスムーズに行かなくてPMSはもちろん、生理が始まると今度はお腹が痛くなったりするんですね。

4つのケアを紹介します。生理前の7日前から3日前までやっていくのがおすすめです。

 

生理の1週間前のケア

首の温湿布

中頚の温湿布

寝る前に首すじの中間地点、肩と頭からみて半分くらいの位置。左右の首筋のコリを比べて、固い方を温めます(わからない場合は首の中心、首の骨のところ)

寝る前に毎日10分、蒸しタオルで温めてください。濡らしたタオルを固く絞って、電子レンジで温めると簡単です。

タオルが冷めてきたら、温かい部分を折り返して使ってください。全部冷えたらまた温め直してやりましょう。

これをやると、イライラや気持ちの落ち込みを解消できますし、寝起きも良くなっていきます。

甲状腺は女性ホルモンとも関係の深い場所で、喉のはれぼったさが生理前に出る方にも効果的です。

肩甲骨外側の筋肉を引っぱる

水かきを引っ張る

乳房の張りが強くなったり、痛みが出る方は痛い方の乳房に直接温湿布をするも良いですが、こちらのケアは手軽にできます。

肩甲骨の外側のみずかきのような筋肉を引っぱってください。

乳房が痛い側と同じ側のここも固く、弾力がなくなってるんです。柔らかくこりがほぐれたと感じるまで、つまんで引っぱって放すのをくり返してくださいね。

引っぱったら”ぱっ!”と放すのがコツです。

目の温湿布

目の温湿布

水に濡らして固く絞ったタオルで目を6分間温めます(目を閉じてまぶたの上にのせる)

やけどしないけど、痛気持ちよいぐらいの温度でやりましょう。

頭の使いすぎも良くないので、考え事もせずぽか〜ん目の痛気持ちよさを味わってください。

タオルでまぶたを温めてる最中に、眼球を動かして目の左右や上下など、いろんな場所も温めるとさらに効果的ですよ〜

鼻の温湿布

肩甲骨の外側に手が届かない方は鼻柱を温めると良いでしょう。

やり方は目の温湿布と同じです。

鹿児島の整体おんおんどう