すぐに猫背になれて歩くのがイヤになるための3つの方法

猫背の姿勢になるためのポイント

猫背の姿勢にするためには3つの条件を満たしている必要があります。それは

 

1.かかとに重心をかけて立つ

2.走る(歩く)ときは親指で地面を蹴って歩く

3.大股で腕を大きく振ってさっそうと歩く

日常の生活で

立つときはかかと体重。歩くときは親ゆびで地面を蹴って歩いてる(そして走っている)人がほとんどなんですよ。

西洋医学やスポーツ界でこのこと・・・じつは正しいカラダの使い方として、間違った歩き方ですが、『常識』として通用しているのが現状。(内緒ですが)学校時代の運動学でも同じように教わった記憶があります(^_^;

冒頭のような、重心のかけ方や歩き方では、背中が曲がり、歩くのはおろか立っていることでさえしんどくなります

それでは、猫背じゃなくなり、歩くときに疲れなくなる方法ってあるのか?聞きたくないですか??

もちろんあります^^

では、そのことについて下に書いていきます。じっくり読んでみてください。

あなたの体重、足の裏のどこにかけて立ってますか?

2本足で立って歩くことは、人間だけの特徴です。

からだ全部の体重を、足の裏だけで支えるわけですから、たかが『立つ』だけでも長い時間立ってると体は疲れちゃいます。

朝礼や電車通勤で立つのに疲れて、授業や仕事の前ですでに体力を消耗しちゃってませんか?

 

立つときの足の裏への意識・・・

あなたはどこに体重をかけて立ってますでしょうか?そして、どこを意識して歩いていますか?

まずは足の裏の、どこら辺でからだを支えているのかチェックしてみてください。

くるぶしの両端を結んだ線と中趾を意識してましたか?

立つときに意識する場所、それは

 

アルファベットのTの文字のように、2本の線が直交する場所で立つのを意識してください。

そして歩くときは

中ゆびで地面を感じるように歩くこと。

正しい歩き方とは決して

・親ゆびで地面を蹴る

のでもなく

・太ももを高く上げ、両手を大きく振る

事ではないんですよ^^

歩くときは、中ゆびからの歩き出しが習慣になるまで、靴の上から中ゆびを押して確認するようにしてください。

自分では中趾のつもりが、人差しゆびに体重かけてることが多いんです。

ハイヒールで仕事する方の注意点

中ゆびから歩き出すとはいうものの、かかとが高い靴だとこの歩き方は難しいと思います。

立つときの基本は同じ(両方の踝を結んだ線と中ゆびの交点で立つ)ですが、歩くときは歩きやすい歩き方をしてください。

靴を脱いだらそのかわり、足の甲の痛いところやこってるところをもみほぐしたり、足首を回したりしてケアしてくださいね!

下丹田(かたんでん)を意識しよう!とは言うけれど

姿勢に関する、いろんな本やセミナーで教わったこと、それは

下丹田を常に意識して立つと、地に足がついて』安定度が増すので、横や前から押されてもぐらつかなくなる・・・

同時に姿勢も良くなって、猫背も良くなる』と言ったことを教わりました。決して、

姿勢が良い=気をつけみたいな、胸を張って背筋がまっすぐの、窮屈で息苦しい姿勢ではないということなんですね(凜として見栄えはしますが・・・)

 

空手など武道などでも、下丹田を意識すると呼吸も深くなり、突きや蹴りなどのパワーもアップするという体験をすることがあります。

※臍下丹田=へその下指三本のところに重心を持ってくること

『腹が据わる』とはよく言いますが、座っての仕事や考えをまとめる時に、ここを意識すると頭がクリアになって集中力も増すんですね。

ただし、丹田ばかりを意識しすぎると疲れてしまいますし、ここに力を入れたり、力を込めたりしすぎると逆効果のようです

『岡田式静座法』というのが過去にあったそうで、そのトップの方が心臓病で亡くなってしまったそうなんです(大正時代)
そこから、丹田信仰も廃れていったようです。

無意識で、自然に丹田に力が入るのは良いのですが四六時中、強く意識して力をこめようとすればかえって逆効果であることを知っておいてください。

脳や心臓に悪影響が出た事例もあったそうなので注意しましょうね。

デスクワークの時にも応用できる足裏の意識

かかとに体重をかけて座ってみました。その画像がこれです。

かかと体重だから骨盤が倒れやすいのか?

骨盤を倒すから踵体重になるのか?

ですが、足の裏を意識して座るようにすると、猫背になりにくいです。

腰掛ける前に、足裏に重心を正しくかけた状態で座るようにしてみましょう。

そうすることで、背中がまっすぐのまま、首や肩こりを感じることも少なくなっていきますよ〜

鹿児島の整体おんおんどう